当院では、この自然治癒力を目覚めさせる手段として、野口整体の流れをくむ二宮整体の教えに基づき、お一人お一人の体の状態に合わせた身体調整及び健康指導をしています。

当院が受け継ぐ整体の特長を大きく4つにまとめると、

1.観察法
2.輸気法(ゆきほう)
3.二宮式自律神経調整法
4.家庭でできる自己調整法


ということになります。
〈観察法〉
目に見えない自然治癒力の状態を把握するためには観察法が重要になります。

整体の教えでは、自然治癒力の乱れはすぐに背骨や骨盤に反映するということがわかっています。

私たち整体師は一つ一つの背骨や骨盤を様々な方法で読み取り、その方の異常がどこに集中しているのかどこが滞りの中心なのかを精確に読み取ります。

また、症状自体も自然治癒力の表れですので、症状の観察からも様々な情報を得ることができます。

この観察ができてはじめて調整ができるので、その意味では最重要といえます。

整体では、

「観察に始まり、観察に終わる」
「観察が九割」


などという教えがあります。
〈輸気法(ゆきほう)〉
次に、観察に基づき体を調整します。

では実際に、どのように背骨や骨盤を調整するのでしょうか?

一般的に背骨を調整すると聞くと「ボキボキ」という施術をイメージする方が多いようですが、当院ではそのような方法は一切しません。

その代わりに、野口整体に伝わる「輸気(ゆき)」という、誰もが持つ手当ての力を強化して活用する方法によって調整します。

二宮先生は輸気を野口先生にお教えいただいたとおっしゃっていました。

輸気法は、簡単に表すと「ある一点に注意を集める」ことです。

これだけで自然と輸気が通ります。

輸気の素晴らしいところは、何の知識がなくても体が自然と最善の状態になっていくことです。

つまり、緊張しているところは緩み、弛緩しているところには力が戻ります。

また、輸気は人間の本能ですので、誰にでもできる非常に便利な方法です。

一般的には、力を使って骨を調整したり、強く揉みほぐしたりした方が手っ取り早いと思われがちです。

しかし、力で調整すると、実はすぐに元に戻ってしまうのです。

それだけでなく、元に戻った際には以前にも増して筋肉がこわばり鈍るので、次回の調整にはさらなる力が必要となります。

しかし、輸気(手当て)の力を活用し、なるべく少ない刺激で調整した場合は、負担が少ないだけではなく、背骨や骨盤自体が目覚め、柔軟性が増すことにより、変化も長く続きます。

しかも、輸気を受けることにより体が整い、感受性が高まるので回を重ねるごとに整体の効果が高まってくるのです。

当院ではすべての調整の際に、この輸気を活用しています。
〈二宮式自律神経調整法〉
二宮先生が50年にわたる実践と類まれな観察力により導き出した、他に類をみない画期的な自律神経の調整法です。

自然治癒力を考える上で、その中心的な役割を担っているのが自律神経です。

自律神経は全身に張り巡らされていて、循環器系、呼吸器系、消化器系、泌尿器系、発汗・体温調整、さらには免疫系、これらすべてを無意識のうちに1日24時間、時々刻々とコントロールしているからです。

一般的に自律神経と聞くと、不眠やめまい、ウツやパニックだけを思い浮かべる方が多いですが、これらはごく一部に過ぎず、実際には、怪我や風邪のようなものから、ガンや潰瘍性大腸炎など、いわゆる難病といわれるものすべてに関係しているのです。

一般的には自律神経をコントロールすることは困難だとされてきました。

しかし、二宮先生は長年の整体を通して、左の骨盤=交感神経、循環器系、生殖器系、泌尿器系、大脳系

右の骨盤=副交感神経、消化器系、呼吸器系、副腎系

という関係を発見し、骨盤を通してそれらを調整することが可能になりました。

これらの操法は二宮整体の中核となるものです。
〈家庭でできる自己調整法〉
整体操法が終わったあとで、必要に応じて、その方の状態に合わせた自己調整法をお伝えします。

これらは整体に伝わる調整法はもちろん、私が20年以上かけて各界の第一人者の先生方から直接学んできた選りすぐりの方法も含まれます。

それぞれの方法はどれもシンプルですが、やればやるほど健康が高まる優れた方法です。

続けると、これだけでもかなりの変化が期待できます。