「全ての命あるものは本来、自然のうちに健康を保つための仕組みを持つ」

この仕組みは、自然治癒力とか自己調整力などと呼ばれます。

単に命の力、生きる力と呼んでも良いでしょう。

この力のお陰で、暑くなれば汗が出る、傷ができても治る、目にゴミが入ったら涙で流し出す、悪いものを食べたら吐く、風邪の菌が入れば熱が出る、というように自然に健康が保たれるのです。

野生の動物が病院も薬局もないのにもかかわらず、過酷な環境の中、怪我や病気を乗り越え、本能に従って気高く生存し、生を全うしているのも、この自然治癒力が十全に機能しているからです。

それではなぜ、人間はこれほどまでに医者や薬に頼らなければならないのでしょうか?

その答えを一言で表すのは難しいですが、人間の場合は、上記のような自然の仕組みを信頼し、それに従うことをせずに、外から色々なものを加えてしまうから、自然の働きが弱くなってしまうからです。

また、間違った生活習慣(冷え・過食・ストレスなど)も、この自然治癒力を停滞させる大きな原因となることもわかっています。

私たちの整体とは、端的にいって、この自然治癒力を呼び覚まし、自然に、健康に、元気に生きる道に他なりません。

ちなみに、ここでいう「健康」とは、単に病気がない、症状がない状態ではなく、明晰な知性・豊かな感情・丈夫な肉体を兼ね備えた状態を指します。